ミラブルゼロを止めたあと水がポタポタ落ちる……これって故障？不良品？

ミラブルゼロを使ったあと、シャワーヘッドから水がポタポタ落ちてくる。

しっかり元栓の蛇口は閉めているのに……

これって故障？不良品？

 

結論：それは故障でも不良品でもありません。

ではどうして水垂れするのか、またその他の漏れる場合の対処法についてもチェックしてみましょう。

 

ミラブルゼロを止めたあと水がポタポタは故障ではない

シャワーを止めたあとポタポタ落ちるのは、シャワーヘッド内部に残った残留水を排出させるためです。

時には勢いよくポタポタと流れ落ちることがあり、不安になりますが、数分間待ては止まります。

 

我が家の場合、止めた直後はポタポタしていないのに、浴室を出たときにいきなりポタポタ音がして慌てて確認したということが度々あります。

ただ元栓の蛇口の閉めが甘くて水が止まらないこともあるので、数分間待ってポタポタが止まらないようであれば、元栓のハンドルが閉まっているか確認しましょう。

 

ストップボタン使用中で水がポタポタ

ミラブルゼロには便利な一時吐水機能が備わっています。

手元スイッチでシャワーを止めることができるのでとても便利。

とくに小さなお子さんのいる家庭や、入浴介助している方などとっても嬉しい機能です。

 

しかし、一時止水しているときに水がポタポタと流れ落ちます。

あれ、不良品？と思いがちですが

これは敢えて水を流す設計です。

 

なぜなら

ストップボタンで止水しているときは、水栓は開いたままの状態。

つまり水圧がかかり続けています。

 

一時止水のまま放置すると、水圧に耐えきれなくなった瞬間、シャワーヘッドが吹っ飛びます。

吹っ飛ばないまでもシャワーホースが劣化していたり弱かったりすると破損の恐れがあります。

そのような理由から完全止水にせず、ツルツルと水が流れ落ちる設計にしています。

手元スイッチの詳しい内容はこちら

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接続口からの水漏れ

接続口から水漏れする場合はネジサイズが合っていない可能性があります。

ミラブルゼロのシャワーヘッド接続部分は「G1/2」という国際標準規格のネジサイズで、大手国内メーカーはほぼこのG1/2を取り入れています。

以上のものなら直接シャワーホースに取り付けが可能です。

 

どのメーカーを使っているかわからないという場合、

G1/2ネジチェッカーを今お使いのシャワーホースに取り付けてみて確認します。

ネジチェッカーがきちんとはまればそのままミラブルゼロを取り付けることができます。

 

ミラブルゼロには付属のシャワーホースアダプターが３種類梱包されています。

合わない場合、３種類の内から適合するアダプターを選びます。

まれにサイズが合っていても、接続部から漏れることがあるようです。

その場合は「L」と刻印されているアダプターをつけてみてください。

 

ストレーナーの取り付け

ミラブルゼロを使用するまえに行うセッティング作業で最初にやるのはストレーナーの取り付け。

ストレーナーはシャワーの目詰まりを軽減する役割を果たします。

茶こしみたいな網状になったもの

この時、デフォルトでついているリングは外し、付属のP-20のリングに付け替えます。

 

まとめ

ミラブルゼロを止めたあと水がポタポタ落ちるのは、シャワーヘッド内部の残留水が排出されているだけなので問題ありません。

ただし数分経ってもポタポタが止まらない場合は、元栓の蛇口が閉まっているか確認しましょう。

またストップボタンをオンにしたまま、元栓の蛇口の閉め忘れの場合もあるので、あわせて確認しましょう。